ネオヘアーです。
今日は「かつらの原価」の話です。
現代のかつらはほぼ例外なく、海外の物価の安い地域で作られています。
物価が日本に比べ7~8分の1であり、非常に安く製造出来るからです。
日本で50万で売られるかつらも同じ地域で安く作られていますが、
ではどうして、それが日本で売られる段階で50万になってしまうのでしょう。
50万という価格について、仮に利益率を50%と仮定しても、
仕入れ値は25万ですので、中国などで25万かけて作られていることになれば、
物価の比で換算すると、現地では約7~8倍の175~200万に相当します。
「そんな馬鹿な」とお気づきであれば、もっと原価は低いことがわかりますね。
つまりこの場合、利益率は明らかに50%以上ある訳です。
あるいは限りなく100%に近いかもしれません(だとすればとんでもない暴利です)。
一方、かつらが50万円というのが一般的だった時代にも、
15~30万円くらいのメーカーは無数にありました。
では品質はどうかというと、安いメーカーが悪い場合ばかりでなく、
高いメーカーでも悪かったり、安いメーカーが逆に良かったりもします。
不思議な話ですが、みなさんもご経験がおありのことと思います。
先日、とある15~20万くらいのメーカーさんの製品を見る機会がありましたが、
「このレベルなら1万で売ることが出来る」というのが私の感想でした。
(オーダーメイド・人毛を謳っている製品でも、です)
原価プラス経費を含め1万円程度で販売出来る製品が、15~20万で売られています。
どれくらい利益があるか、ご想像戴けますでしょうか。
どうしてこういうことが起こるかと言えば、それは価格をメーカーが決めているからです。
価格だけではありません。原価もメーカーが決めています。
つまりどれくらいコストをかけ、どのレベルの製品に仕上げるか、
それをいくらで売るかという設定を、メーカーが選定して決めているからです。
ネオヘアーでは、部分タイプ・29,800円からとなっています。
決して1万円では販売出来ません。現在の価格がギリギリ精一杯です。
品質を犠牲にしながら原価を抑えた製品を作り、
それをいくらで売るかという発想なら誰にでも出来ますが、
逆に工場のランクを上げたり、素材のレベルをとことんまで突き詰めれば、
製品の原価はどんどん跳ね上がっていきます。
更に必要なこととして、検品の体制、納期管理も重要ですが、
最低限必要な経費なそこまでで、それ以上の暴利を設定する必要はありません。
今求められていることは、
1/最高品質の製品を作り、
2/不要な経費は削減し、
3/出来るだけ原価に近い状態で販売する
ことだけだと思うからです。駅からすぐ側に店舗を構えたり、
大袈裟な接客をすることこそ不要だと考えています。
かつらで多額のローンを組まされ、生活が圧迫されてはいませんか。
あるいはかつらが傷んでも、あまりの高額さに交換出来ずに困っていませんか。
「安かろう悪かろう」ではないかつらが、ネオヘアーなら作れます。