ネオヘアーです。
今回は「ヘアリプレイスメント上級者用テクニック講座」、初回です。
(リクエスト有難うございます!)<(_ _)>
かつらの精巧さはいろいろありますが、
わかりやすいポイントとして、「毛量バランス」があります。
大手から移行されたお客さまに多い傾向として、「毛量過多」が挙げられますが、
実際の人間の毛髪は、意外とそんなに多くありません。
稀に地毛がとても多い方がいますが、そういう方は決まって、
ぺったりとヴォリュームを抑えたスタイリングをしています。
多くのふわっとしたスタイルは、例外なく、
普通の毛量の方が好むスタイルになります。
弊社が担当させて戴いているタレントさんからのリクエストとして、
最も重要なポイントが、「毛量バランスのリアルさ」です。
レース製品は構造的に、どうしても抜け毛が多く発生しますが、
タレントさん達は、製品を僅か数回使って交換することが前提ですので、
抜け毛による毛量バランスの崩れをあまり気にされず、
かなり際どい毛量設定が要求されます。
つまり、毛量は「とても少ない」設定なのです。
生え際のリアルさを演出するには、フェイスラインの毛量を、
一般のお客さまがお使いになる製品とは比較にならない程、少なく設定しています。
少なくすることで、かき上げた時に自然なグラデーション効果が得られたり、
また「ギザギザに生えている生え際」のリアルさも獲得出来ます。
ただし、レース製品は常に抜け毛が起こりますので、
着脱を繰り返すにつれ、毛量バランスが崩れる等、
すぐにスカスカの製品になってしまう恐れがあります。
そのためネオヘアーでは、一般のお客さまの製品には、
こういった「際どい」毛量設定をしていないのが現状です。
ただしご要望を戴ければ、私達・ネオヘアーは、
お客さまのご要望にいつでも応じます。
生え際のリアルさは、必ずしもスイスレースに頼らずとも、
毛量バランス(とテープの銘柄次第)で実現出来ます。
(スイスレースやフレンチレースについては、また今後、
上級者用ノウハウをとして説明をします)
詳しくは、ネオヘアーまでお問い合せ下さい。
お待ちしております。宜しくお願い申し上げます。<(_ _)>