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髪があるだけでは

ネオヘアーです。
先日、お客様から他社製品をお預かりすることになりました。

一見して、どうも毛量バランスがおかしい。
多分一律に植えられているのだろうと思いますが、
人の頭はそんな風に髪が生えていないので、
どうにもハチの辺りが膨らみます。

違和感はそれだけでは済まず、一番の問題点は「植え方」でした。
根元が生えているようにはとても見えない状態。
かき分けるとベースが透けないのは一見嬉しいのかもしれませんが、
このバラバラな生え方は、よく美容師さんに指摘される部分です。
「それはウチの製品ではありません」という話を以前書きましたが、
人間の髪は、根元がこんな風には絶対になっていませんので、
髪があるのは良いけれど、どう見ても…。
生えているようには植えられていませんでした。

このレベルの製品は通販のみならず、実は大手で買わされる物にも含まれます。
「あんなに高いのに?」と思われるかもしれませんが、
かつらメーカーで自社工場を持っているところは、極めて稀です。
どこも例に漏れず、提携工場で製作をしていますので、
少しでも安く作ろうとすれば、こういう完成度の物になってしまいます。
大手でもそうですから、そういう製品しかご存じない場合は、
通販で安く手に入った物がそのレベルでも有難く思うのかもしれません。

しかし、もっと精巧な製品はとっくに作られています。
私たちが提携している工場でそれは可能です。
かき分けると生えているように見える、根元の作りが全然違う、
どこで分けても自然な製品は、その分コストがかかります。
数倍コストがかかりますが、それでも私たちの販売価格で実現出来ます。

いろいろなクオリティーのかつらを、
私たちと同じくらいの価格帯で売っているところがあると思いますが、
是非じっくりと比べて戴ければと思います。
「同じレース製品でしょう」「同じ人毛でしょう」
と思われるかもしれませんが、全く別物です。
美容師さんには一目でそれとわかる違いですが、
お客様にはなかなか製品を見比べる機会がないと思いますので、
何年かつらを使っていても、ご存じない部分かもしれません。

今使っている製品に目が慣れてしまうという問題もあります。
そこがかつらの一番難しいところのようです。