コンテンツへスキップ

髪を染める??

ネオヘアーです。
かつらの髪色が退色して、明るくなってくることがありますが、
ご自宅で簡単に出来る対処法について書きます。

「白髪染め」は扱いも簡単で、効果も高いアイテムです。
ヘアカラーに比べ、白髪染めは「暗く色を足す」目的で作られています。
ドラッグストアなどで1000円未満で手に入りますので、非常に経済的です。
人毛はもちろん、人工毛もこれら白髪染めで簡単に染まりますが、
ご注意戴く点は、「施術時間をキチンと守る」ことです。
しっかり染めようとして時間を長くおきたくなりますが、
髪へのダメージが大きくなりますので、必ず時間はお守り下さい。

お薦めは、シエロの「ミルキー」タイプです。
(>>>こちらからどうぞ)
ミルキータイプは、1液と2液を混ぜて使うタイプです。
もう一種類、赤いパッケージの「クリーム」タイプがありますが、
こちらは混ぜない代わりに、1液と2液が同時に出てきます。
一見便利なように感じますが、均一に混ざらないことがあり、
それが色ムラの原因になります。
(大した手間ではありませんので、出来ればミルキータイプをお薦めします)

シエロはカラーバリエーションも豊富ですので、
大型店に行けば、きっとお好みの色が見つかると思います。
毛先だけでなく、根元も脱色が徐々に進行し、分け目が目立ってきますので、
レースに付着しないように塗布して戴く点もポイントです。
(※レースは化繊ですので、染まる可能性があります)

またかつらの髪は人毛の場合、完成時から元々、
太さや色の染まり具合に多少のムラがあります。
そこがリアルなのですが、ややチリついた感のある明るい髪が混じり、
気になる場合は、白髪染めを用いることでかなり目立たなくなってきます。

白髪染めをした直後、製品の髪はとても手触りが良くなりますが、
残念ながら一時的なもので、徐々に色が抜け、手触りにも軋みが出てきます。
人間の頭髪なら、伸びて毛先を切りながら代謝を行いますが、
かつらの髪は当たり前ですが伸びませんので、痛んだら進行するのみです。
状況に応じて、上手に製品とお付き合い戴ければと思います。<(_ _)>