コンテンツへスキップ

接客対応と利幅

ネオヘアーです。
連休明け、いかがお過ごしでしょうか。
毎日かつらの話ばかりでもつまりませんので、
たまには少し離れ、今日は一般的な話を書きます。

外食に行くと、数年前からその品質がずいぶん上がっていることに気づきます。
居酒屋等は顕著で、以前は干涸びたような焼き鳥が平気で出てきたものですが、
(チェーン店はとくにそうでした。ほんの数年前の話です)
今時は何とも立派な肉、焼き方に感心させられます。

不景気で何処も売り上げが落ち、競争も激しくなったせいで、
価格はむしろ下げつつも品質を上げなければならないようで、
消費者にとっては有難い話ですが、ここまで品質が上がると
「たまに行けば大満足出来るから」と余計足が遠のいたり。

それでも店側は必死です。
おそらく半端なことをしている店はどんどん淘汰されているに違いありません。
サービスにも誠意が感じられる店が増えてきました。

「客を怒鳴るラーメン屋」「客に指示する鰻屋」など名物店もあるでしょうが、
特殊な例はさておき、店の接客にはわかりやすい特徴が出ているように思います。
一つ目は、誠意のある接客をするところ。
二つ目は、状況に応じた接客に徹底するところ。
三つ目は、過剰な接客でもてなすところ。

一つ目は一般的な接客で、普通の対応だと思いますが、
二つ目の「状況に応じた接客」は、おそらく余程忙しいとか
人手不足という印象を持つ場合があります。
それでも不快だったり印象さえ悪くなければ、必ずしも否定出来ない場合も多く、
スーパーや量販店などでは何より「価格と品質」が求められますので、
接客が重視されるよりもむしろ、失礼のない範囲であれば可なのだろうと思います。

三つ目の「過剰な接客」というのはいろいろありますが、
極端なところでは宝飾店などでシャンパンが出てくるケース。
そのシャンパンが安物でないことはもちろん、
着ている上着まで脱がされたりあるいは帰りに着せられたりするに至っては、
「ああこれも間違いなく価格の中に含まれているのだな」と思わずにはいられません。

そんなふうに原価と利幅が頭にチラつくのは、
自分がビジネスをやっているせいもしれませんが。

価格の中に利益が含まれるのは当たり前で、ボランティアでない以上、
それを仕事にしている限り、人は収入を得なければ生活は出来ません。
買い手が物を買えばその企業に利益を与えることになりますが、
企業が設定するその利益が順当で、かつ商品にも充分に納得出来るかどうかで、
その買い物に対する印象が変わると思います。

豪華なショールームや、もっと言えば
もしかしたら無駄に見える従業員を囲っているところ等々、
民間企業に対しても「仕分け」をしたくなるほど一般庶民の目が肥えつつある昨今
そもそも当たり前の利幅で、良い物を誠意を持って売っているなら、
もう少し普通にしていればいいのにと思うのですが、
過剰なまでに下手に出てくる接客の場合等も、
「そんなに媚を売るほど儲かるんですか」という気にさせられます。

ネオヘアーの接客対応は今のところ、
おそらく一つ目と二つ目の間くらいでしょうか。
人手は足りず、そして利幅がないために少人数で頑張るしかなく、
オーダーメイドでも製品を廉価にご購入いただくこと(29800円~)や、
テープ類をほぼ原価で提供する(30枚入り1セット630円~)以外には、
ご利用頻度の高いお客様に特別な割引をさせていただく(リピート割引)のがやっとです。

かつらの購入に豪華なショールームは不要だという考えや、
コートを脱がす接客要員も不要であるとか、
しっかり対応出来ない電話窓口はないも同然、
という気持ちは開業以来今も変わっていません。
ネオヘアーでは「何にいくらかかったか」が常にお客様にご理解いただけるよう、
価格設定やお支払い方法を明白にしています。

最後はやはり自社の話になってしまいました。
今日もスタッフ一同、皆様からのご利用を心よりお待ち致しております。