ネオヘアーです。
今日は「価格と品質」についてです。
よくお問い合わせいただくのが「何故安いのか」ですが、
世界中のかつらは主に中国など物価の低い諸国で作られていますので、
部分タイプ29,800円~(サイズにより)という設定は妥当で、
むしろ10万以上することが理解しにくい状況だと思います。
また「安かろう悪かろう」というご意見もいただきますが、
コストを下げることが品質に影響するのはもちろんです。
ただしそれが「物価の違い」によるものか、
あるいは実際に「品質も落としている」のか、
肝心なところは各企業のコスト意識に拘わってきます。
具体的には、髪質を良くするにはコストがかかります。
よくあるのが人工毛が多く混ざっている製品。
安い人毛を仕入れている場合、
人工毛が混ざっているケースは少なくないようで、
ドライヤーの熱などで縮れたり変質したりします。
またはレースの質。編み目の粗いものや厚みのあるものなど、
製品として品質が落ちる要因になります。
レースに関しては、それを加工する技術も重要です。
以前こちらでも紹介しましたが、ネオヘアーでは
頭の弧度(カーブ)を再現する目的で、レースを加工しています。
製品Aは、弧度(カーブ)を再現するためにレースを折り畳んでいますが、
製品Bは、レースそのものを弧度(カーブ)にあわせて加工しています。
(※製品Aが現存しない他社製品、製品Bがネオヘアー製品です)
レース加工だけでなく、髪を植える技術も重要です。
ネオヘアーでは、部位ごとに角度を変えて髪を植えることで、
自然な流れやボリューム感、毛束感を実現しています。
物価の違いを活用するだけならいいのですが、
コストを落とそうとすればどうしてもそれなりの製品になってしまいます。
同じレース製品でも、素材の品質と作り込みの管理が違えば、
装着した時の精巧さに大きな差が出ます。
ネオヘアー製品を是非、お試し下さい。
今日もスタッフ一同、皆様からのご利用を心よりお待ち致しております。