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レース製品と毛量バランス

ネオヘアーです。
今回は「毛量バランス」についてです。

ネオヘアーでは部位ごとに毛量を変えて設計をしていますが、
頭をどのようなパートに分けて考えるか、
またはそれぞれどの部位にどれくらい髪を植えるか、
そして植える髪の向きはどうすればいいか。
これらは製品のクオリティーにかかわってくる重要なポイントです。

その詳細は私たち独自のノウハウに拘わってきますので公開出来ませんが、
今日は基本的な考え方やいくつかの情報について書きます。
よろしければおつきあい下さい。

髪密度の基本

いきなり下手な絵ですみません。
何を描きたかったかというと「髪の根元と厚み」についてです。
髪は通常、植えられたところから下に向かって下がります。
図のA地点「頭頂部」に比べ、B地点の「サイドやバック等」は
下りる髪が重なり合って厚みが出ることがわかります。

またB地点の少し上辺りはちょうど頭の形が張っている部分で、
「ハチ」と呼ばれます。
かつらやウィッグをお求めの方で、
この辺りの毛量を気にされる方は多くいらっしゃると思います。

実際の人間の頭も、この部分に髪の厚みがあります。
しかし人間の頭は生え際やこめかみ等、
フェイスラインの毛量はかなり少なめ
であることをご存知でしょうか。
(可能であれば、ご家族の方の毛髪を是非ご確認下さい)

つまり人間の毛髪は「全域で一律に髪が植わっていない」ようなのです。
であれば、製品の設計も出来るだけそれを再現しなければなりません。

毛量には個人差があり、それを解消するためのかつら・ウィッグですので、
理想の毛量を製品作りに盛り込むことが一番です。
ご注文の際、お考えいただきたいポイントは2点あります。

1/フェイスラインは、思ったより髪が少ない
2/頭頂部は髪が重ならないので、頭皮が透けるのは当たり前

1は上記で説明した通りですが、
2については少し抵抗のあるお客様も少なくないと思います。
とくに最新のレース式の製品ではなく、少し前のタイプをお使いだった場合、
レース式に移行してすぐの頭頂部は「髪が少ないのでは」
とビックリされる傾向
が稀にあるようです。

理由は素材の薄さ以外に、髪を植える角度にも要因あります。
従来の製品では主にベース素材を隠す目的があり、
髪の根元が立っているものばかりとは限りませんでした。
しかし人間の髪は「部位ごとにいろいろな角度を持って」生えています。
それを理想的な状態で再現したい、というのが私たちの考えです。

毛量はもちろんお客様の「多くしたい」というご要望に応じて設計出来ます。
ただしあまり多すぎても不自然になってしまうかもしれません。
その辺りが大変難しいところですが、ご注文の際は何なりとご相談下さい。

レース製品を長くお使いのお客様程、「毛量バランス」に細かいご注文をいただきます。
それは「多くする」のではなく、むしろ「ここをもう少し少なく」という内容です。
意外に思われるかもしれませんが、レース製品を使うにつれ、
従来のかつら・ウィッグとの違いがどんどんわかっていただけると思います。

レース製品には「インディアンが敵の頭の皮を剥いだ」ような、そんな精巧さがあります。
重さはほとんど髪素材だけですので、装着感はとても軽快です。是非お試し下さい。

今日もスタッフ一同、皆様からのご利用を心よりお待ち致しております。