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レミーヘアーについて

ネオヘアーです。
今日はお問い合わせの多い「レミーヘアー」についてです。

複数のメーカー様で「レミーヘアー」という単語が遣われていますが、
その意味はメーカーごとに少しずつ違う場合があります。
ネオヘアーの場合は、

・髪素材の毛先~根元の向きをそのまま活かしているもの

という意味です。

一般のかつらに用いられる人毛は「毛先~根元の向き」がバラバラですが、
部分タイプの男性のお客様の場合、ほとんど毛先をカットをしますので、
「毛先~根元の向き」が不揃いであっても、違和感がないと思います。
これはわざわざバラバラにするというより、髪素材の向きを気にせず処理される
という意味で、「加工が楽 = コストがかからない」という内容になります。

例外として女性の全頭タイプなどでは、ロングヘアーが好まれます。
ロングヘアーは、長ければ長い程「毛先~根元の向き」が重要になります。

頭髪は普通、毛先に行くに従い細く、また色味が明るくなっていきます。
根元は太く、色は暗めになります。
カットをあまり施さないロングヘアーには、このような特徴があります。

それを再現するためには、「レミーヘアー」というオプションが必要です。
毛先~根元の特徴をそのまま活かして作られますので、
女性のロングヘアーは自然に再現され、手触りも良くなります。

この「手触りが良い」というニュアンスから、「レミーヘアー」について

・一切加工されていない髪
・キューティクルをはがさない髪

という理解をされている場合もあるようですが、
製品に用いられる髪はほとんどの場合加工処理がなされています。
キューティクルははがされ、色が調整され、コーティングがなされます。

大変素晴らしい人毛素材の場合で、キューティクルをはがさずに
そのままの状態で製品を作りたい、というご要望は可能ですが、
価格は時価扱いになり、その都度工場で見積が必要になります。

ネオヘアーで扱われる「レミーヘアー」は、
おそらくどのメーカー様の製品をお使いの方にも
きっとご満足いただける品質だと思います。

今日もスタッフ一同、皆様からのご利用を心よりお待ち致しております。