ネオヘアーです。
今回は「ネットでの評判と企業の対応」について書きます。
本日も「なんでもベスト店」サイトに、
私達のお客様ではないと思われる書き込みがありました。
×製品は毎回ばらつきあります。やはりメールでの対応は適当。
ブログでの他社批判は見ていて不快。(10/2/22)
他、今月1日に残されたものがこれです。
×出張に来た時は信頼して任せたけど届いたのを見て唖然。
作り直しで対応して欲しかったけど連絡も戻ってこずに放ったらかし。(10/2/1)
さて現実に「毎回ばらつきある」製品を買い続け、
「やはりメールでの対応は適当」なメーカーが書くブログを、
「他社批判は見ていて不快」と思いつつ読み続け、
そして「なんでもベスト店」に投稿をするお客様がいると思われますか?
またもう一つの書き込みにある「作り直しで対応して欲しかった」
というメールなど、私達のところには届いていませんし、
「連絡も戻ってこず放ったらかし」にしたこともないのです。
内容的にまた同じ人物が手段を変えて書き込みをしている可能性があります。
その手の書き込みが2ちゃんねるに増えている、という報告もあります。
未だ2ちゃんねるに苦労させられる企業は少なくなく、
2ちゃんねる以外でもネットに書き込まれるデマに悩まされる企業が増えている、
と以前地元の警察の方から伺ったことがあります。
相談件数は、年々増加の一途を辿っているそうです。
良い物を安く売る企業が同業者から叩かれることは、今に始まったことではありません。
しかし現代ではそれが「ネット上」で行われている、という点が厄介です。
昔なら営業妨害を事件化することは前例があり、法も整備されていますが、
ネット上で行われるそれは、未だ「事件」という括りで扱うことが難しいそうです。
2ちゃんねるのデマについて、企業が面と向かって戦うことは、
この国の常識では「止めた方が良い」というところが一般的だと思います。
私達もそれについては結局放置する以外になく、既に4年目を迎えました。
「ネットの書き込みなど相手にせず、信用を獲得する他の努力をすればいい」
というご意見も伺っていますが、同じことがネットではなく地上で行われれば、
それは事件扱いの出来る立派な犯罪行為です。
違いは「ネットかネットではないか」だけであり、やっていることは同じです。
この状況についてはいくつかの前例があり、最近では対応も難しくなく、
「個人の特定~再発防止までのノウハウ」が現実のものとなっているようです。
消費者主体の世の中で、このようなデマが持つ罪悪は計り知れません。
非常に残念ですが、こういう人物が今日も書き込みをしている事実を報告させて戴きました。