ネオヘアーです。
今回は裏技的・超上級者用テクニックです。
(※活用される際には、充分にご検討下さい。自己責任でお願いします)
「白髪染め」の説明の中で、経年劣化に伴う退色により、
徐々に分け目が目立ってくる話をしました。
レースに結びつけられた髪の根元は、東洋人の黒髪(あるいは明るめの髪)の場合
そのままでは目立つので、レースの裏からとても強い薬剤で脱色をします。
脱色を行うことで結び目は金髪化され、ほとんどわからなくなるからですが、
つまり西洋人の金髪や銀髪の製品には、このポツはあまり目立たないので、
元々脱色は行っていないことになります。
これを逆転の発想で応用すると・・・、
「金髪の製品を作り、後から黒く染める」という方法が考えられます。
染めるのは、レースの上に出た髪(根元から毛先にかけて)のみです。
結び目は当然、金髪のまま残します。
利点は、脱色されずに残ったポツが一切存在しない点です。
白髪染めで染めれば、根元も綺麗に染まりますので、
まさに「生えているような仕上がり」が期待出来ます。
ネオヘアーの製品は、根元の立ち上がりも特徴的ですので、
生え際も頭頂部も、分け目も全部、かなり精巧な仕上がりになります。
ただし、白髪染めを何度か繰り返して使用する必要があり、
その度に髪が傷むのは避けられません。
(ヘアカラーの類はかなり強い薬剤ですので、髪は確実にダメージを受けます)
そのため、コーティングなどのメンテナンスをまめにする等、
アフターケアが欠かせません。
手を加えることで製品は劣化し、通常の扱いをした製品に比べ寿命は短くなります。
ご注文の際には、充分にご理解の上、自己責任でお願い致します。<(_ _)>