コンテンツへスキップ

「かつら」で検索

ネオヘアーです。
今日は検索の話です。

Yahoo!で検索をするケースが最も多いと言われる昨今ですが、
一昔前は検索といえばGoogleでした(「ググル」という語源にもなりました)。
かつらは「かつら」というキーワードが最も有力で、
各業者が検索エンジン対策を施し、あるいは外部リンクを増やしながら、
しのぎを削っていたのも一昔前。
今では検索結果は金の時代になっているようです。

私たちのところにも頻繁に電話がかかってきますが、要するに
「検索結果を金で買いませんか」という営業の電話です。
もちろんそんな露骨な言い方はしませんが、内容はそれ以外になく、
「今は考えていません」と断るのですが、飛びつく業者はいくらでもいるでしょう。

検索結果は金で買えるものであってはならない筈で、
そうなってくると、検索エンジンは本来の機能を失います。
綺麗事を言っているように思われるかもしれませんが、
実際に何かを調べようとして、その情報が金で操作された順に出てきたら、
公平性も客観性も失われます。物凄く困ったことだと思います。

こういう操作は、その手の業者が、
外部リンクをどこかに大量に埋め込むという作業で行われます。
実に簡単な作業だし、その報酬は莫大でとんでもないことだと思いますが、
どうしていつまでも放置されているのか、不思議でなりません。

この状況は詐欺に近い意味を持つ気がしますが、
近い将来、何らかの方法で解決されるのか、それともこのまま続くのか。
外部リンクは特定の場所に大量に埋め込まれる筈なので、
検索エンジン側も対処することは難しくない気もするのですが。

あるいはそこも、とっくに大人の事情で話が付いているのかもしれません。
イヤな世の中で、どうにも困りますね。